医療廃棄物の最終処理について
当社では、天災・事故等による緊急事態に備える目的と、処理代を安定させるために常に複数の最終処分場を確保しています。
それぞれの最終処分場によって処理方法・リサイクル用途は異なります。
機器類・パソコン処理
手選別による解体
多様化するツールの情報データを確実に抹消するために、ひとつひとつ人の手によって完全に分解します。
アルカリ蓄電池処理
個人情報(カルテ等)処理
回収・運搬の際には、万が一の飛散を防ぐために当社所有の保冷車を使います。量が多い場合は、パッカー車を用意します。
計量した後、セキュリティ機能を完備した古紙再生業事業所に持ち込み、当社社員立会いのもと破砕します。
その後、圧縮梱包した状態で製紙メーカーにて溶解。製紙原料としてリサイクルします。
破砕後の機密書類
製紙原料
再生紙へ
車両重量計
廃液の最終処理について
当社は、上記医療廃棄物と同様の理由で、常に複数の最終処分場の確保に努めています。
中間処理
銀のリサイクル
銀は大切な資源です。
電気分解で銀をとり、フィルムメーカーなどで再生されます。
電気分解によってとれた粗銀です。
安全対策
万が一廃液タンクが転倒しても、全タンクの容量を上回る60m3の廃液漏洩・浸透防止ピットを設置しています。
床にも特殊加工を施しているため、廃液の地下への浸透流出を防げます。
保有車両一覧
全トラック荷台には、廃液漏洩防止のためのステンレス製皿を設置。
万が一地面への漏洩にも対処できるように、すべての車両に廃酸・廃アルカリ吸着マットを搭載してあります。保冷車の廃油専用吸着マットには、消火器を含む緊急備品も装備しました。
従来の廃液・医療廃棄物だけでなく、様々な混合廃棄物に対応します。